３回目じゃ。信玄公のすごさを探る（別に探りたくないけど）

信玄：こんなコーナーを待っておったぞ。しかし、たった一枚ではわしの魅力は表現しきれんな。100枚ほどないと。
元就：いや、ここはわしのコーナーなんじゃが・・・
信玄：そうじゃったのう。さあじいさん、わしの魅力を思う存分語るがいい。
元就：だれがお主のじいさんじゃ。まあええわい。それにしても一方で戦いながらも治水工事に取り組むところは、すごいのう。しかも二十年かけてやりとげるとは。実際に洪水もふせいでおるし、すごいの一言じゃ。
信玄：そうじゃろ？フフフ。
元就：後10年長生きしていたら、２代で滅ぶ事もなかったろうにのう。
信玄；ぎくっ。しょうがないじゃろ。わしは７０まで生きる予定じゃったんじゃ。隠居して孫に跡目を譲るまで生きる予定じゃったんじゃ。ぐすん。
元就：まあ、しょうがないのう。こればっかりは。
謙信：わしだって、あんなにぽっくり逝く予定じゃなかったのに・・・ぐす。
信玄：なんだかしんみりしてきたのう。
謙信：酒でも飲まんとやりきれんわい。
信玄：わしも付き合うぞ。

二人は珍しく肩なぞ組んで去って行った。
元就：やれやれ、あの二人が出るといつも酒じゃのう。

今回は戦国時代、人々はなぜ戦わねばならなかったのかじゃ。

元就：当主の器量しだいで国が大きくもなり、また無くなってしまうこともある。全く難儀な時代じゃったのう。
信玄：わしも本当は戦うのがいやじゃったのに、しょうがなく戦っとったんじゃ。
元就：そりゃ嘘じゃ。
謙信：嘘だ。
信長：嘘だ。
謙信：嬉々として戦っとったくせに。
信玄：そりゃお主じゃろうが！なんじゃい。みんなして。まあそれはいいとして、わしは最近不満に思っておる事があるんじゃ。
謙信：あっそ。そういえばのう。
信玄：わしの話しを聞け！何で戦国時代の大河でわしが出ないんじゃー！戦国時代といえば、風林火山の武田信玄じゃろうが！ファンも期待しとったはずじゃ！それなのにわしを出さんとはどういうこっちゃ！
謙信：わしも出とらんぞ。
元就：わしも・・・（ちょい役でも出たかった）
信長：わし、出たけど、脇役というのが気に食わん。なんで犬が主役なんじゃ。
元就：出れただけいいではないか。死ぬ場面はかっこよかったと評判じゃぞ。
信長：わしは泣いてない。
元就：まあまあ所詮つくり話しじゃよ。怒った所でどうしようもないじゃろう。次に期待じゃ。
信玄：次って当分戦国物はないぞ。
元就：ガーン

せめて連続ドラマででもやってほしいものですね。

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